ターゼナの副作用
- ターゼナは、がん細胞だけでなく、正常な細胞にも影響を及ぼして何らかの副作用をおこす可能性があります。
- 副作用には、ご自身で気づく症状(自覚症状)と、医療機関での検査や診察などからわかる症状(他覚症状)があります。
- ここに記載した副作用はターゼナによる副作用のすべてではありません。
いつもと違った症状や体調の変化などを感じたときは、すぐに担当医や看護師、薬剤師に相談してください。
特に注意していただきたい副作用
その他の主な副作用
骨髄抑制① 貧血(赤血球の減少)
骨髄機能が抑制されることがあり、赤血球、白血球、血小板などの正常な血液細胞数が減少する可能性があります。
骨髄機能の状態を確認するため、血液検査を行います。
担当医から指示された検査は、必ず受けるようにしてください。
赤血球は全身に酸素を運ぶはたらきがあります。
赤血球の数が減少すると貧血になり、図のような症状があらわれることがあります。
場合によっては、輸血が必要になることがあります。
ターゼナの有効性と安全性を検証した臨床試験では、約63%の患者さんに貧血がみられました1)。
気分が悪いと感じたとき、めまいを感じたときは、その場にすぐに座るか横になってください。その後、急に立ち上がらないでください。また、疲れを感じたら、無理をせずこまめに休むように心がけましょう。
骨髄抑制② 感染症(好中球の減少)
白血球のなかでも好中球が減少すると、病原体への抵抗力が低下して、感染症にかかりやすくなります。
感染症では、図の症状がみられることがあります。
ターゼナの有効性と安全性を検証した臨床試験では、約35%の患者さんに好中球数減少がみられました1)。
骨髄抑制③ 出血(血小板の減少)
骨髄で作られる血液成分のひとつである血小板は、出血時の止血など、血液を固める役割があります。
血小板が少なくなることで、図のような症状がみられます。
ターゼナの有効性と安全性を検証した臨床試験では、約23%の患者さんに血小板数減少がみられました1)。
血栓塞栓症
二次性悪性腫瘍
骨髄異形成症候群(MDS):
血液細胞のうち、赤血球、白血球、血小板すべてが減る場合と、いずれかが減る場合がある
赤血球、白血球、血小板が減少する
症状は「骨髄抑制①~③」を参照ください。
その他の主な副作用
【疲労/倦怠感】
「だるい」「からだが重い」「疲れやすい」といった疲労感(倦怠感)を感じることがあります。
ターゼナの有効性と安全性を検証した臨床試験では、約31%の患者さんに疲労がみられました1)。
日常生活の工夫
- 睡眠や休養を十分にとりましょう。
- 無理をせず、自分のペースで行動しましょう。
【食欲減退/吐き気】
吐き気・嘔吐から、食欲低下などの症状があらわれる場合があります。
日常生活の工夫
- 吐き気があるときは、体を締めつける衣服は避けるようにしましょう。
- 嘔吐が続く場合は、食事を少し控えるとともに、水分の補給を行い、脱水症状をおこさないようにしましょう。
【脱毛】
髪の毛が抜けやすくなるなど、脱毛の症状があらわれる場合があります。
日常生活の工夫
- 洗髪するときは強くこすらない、洗髪した後は自然に乾燥させる、ブラッシングの回数を減らすなど、髪に刺激を与えないようにしましょう。
- 生活スタイルなどにあわせて、ウィッグ(かつら)や帽子を使用することも可能です。
以上のような症状や、いつもと違う症状に気づいたら、担当医や看護師、薬剤師にご連絡ください。